税務調査では、決算書のすべてを一から確認するわけではなく、いくつかの重点的に見られるポイントがあります。今回は、治療院の税務調査でよく確認される項目をご紹介します。

売上の計上もれ

自費診療などの現金売上が、すべて正しく記帳されているかは、税務調査でもっとも重視されるポイントのひとつです。予約表や施術記録と、実際の売上計上に食い違いがないかが確認されます。

経費の妥当性

交際費、車両費、家族への給与など、事業との関連性が問われやすい経費については、内容や金額の妥当性が細かく確認される傾向があります。

期ズレ(計上時期のずれ)

売上や経費を、本来計上すべき年とは異なる年に計上していないかも確認対象です。特に、決算をまたぐ時期の取引は、計上時期の正確性が問われやすいポイントです。

現金・預金の動き

事業用の口座だけでなく、個人の口座の入出金も、事業に関連する動きがないか確認されることがあります。事業用とプライベート用の口座をしっかり分けておくことが望ましいです。

按分計算の根拠

自宅兼治療院の家賃や、車両費の按分割合についても、その根拠が合理的に説明できるかが確認されます。

これらのポイントは、日頃から正しく記帳し、根拠資料を残しておくことで、慌てず対応できます。治療院専門の税理士は、こうした重点ポイントを踏まえた経理サポートを行っています。

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