治療院に関わる健康保険には、いくつかの種類があり、事業形態によって加入すべき制度が異なります。今回は、代表的な健康保険の違いについて解説します。
国民健康保険
個人事業主やその家族が加入する、市区町村が運営する健康保険です。前年の所得に応じて保険料が計算される点が特徴です。
協会けんぽ(全国健康保険協会)
法人や、社会保険の適用事業所となった個人事業で働く従業員が加入する健康保険です。保険料は給与額に応じて決まり、事業主と従業員が折半で負担します。
国民健康保険組合(業種別の国保組合)
特定の業種の個人事業主が加入できる、国民健康保険組合という制度もあります。業種によっては、所得にかかわらず保険料が一定額になる仕組みのものもあり、高所得の個人事業主にとってメリットがある場合があります。治療院関連の業種でも、条件を満たせば加入できる組合が存在することがあります。
どの制度に加入するかは慎重に検討する
個人事業を続けるか法人化するか、従業員数がどう変化するかによって、加入すべき、あるいは加入できる健康保険の種類は変わります。保険料負担にも影響するため、事業形態を検討する際にあわせて確認しておきたいポイントです。
健康保険の種類は複雑で、地域や業種によっても選択肢が異なります。治療院専門の税理士に相談すれば、事業形態にあわせた適切な制度選びをサポートできます。