「売上は伸びているはずなのに、なぜか手元にお金が残らない」。そんな悩みを抱える院長先生は少なくありません。利益を残せる経営とそうでない経営の違いは、実は支出に対する「考え方」にあります。今回は、その考え方の鍵となる「投資」と「浪費」の区別についてご紹介します。
すべての支出を「投資」か「浪費」かで見る
人件費、広告宣伝費、スタッフの教育費といった支出は、金額の大小だけで判断しがちですが、本質的に見るべきは「その支出が将来の利益につながっているかどうか」です。同じ10万円の支出でも、利益を見込んでお金や時間を投じているのであれば「投資」であり、目的や効果が曖昧なまま使ってしまっているのであれば「浪費」といえます。
人件費は「コスト」ではなく「投資」として見る
人件費を単なるコストとして削減対象に見てしまうと、スタッフの技術向上やモチベーションの維持が後回しになりがちです。適切な評価・教育とセットで考えることで、人件費は将来の売上・リピート率を高める投資に変わります。
広告宣伝費は「効果測定」とセットで
広告宣伝費も、出稿すること自体が目的化してしまうと浪費になりやすい費目です。どの媒体からどれくらいの新規患者が来院し、どれくらいリピートにつながったのかを定期的に振り返り、効果の見えない広告は思い切って見直す判断も必要です。
数字の「見える化」が第一歩
投資と浪費を見極めるためには、まず自院の数字を正しく把握できている状態が前提になります。毎月の試算表で費目ごとの推移を追いかけることで、「この支出は増えているけれど、売上にどう跳ね返っているか」を客観的に判断できるようになります。
アトラス会計では、毎月の数字を分かりやすく整理し、投資すべき部分と見直すべき部分を一緒に判断できる体制づくりをサポートしています。「なんとなく忙しいのにお金が残らない」と感じている先生は、ぜひ一度ご相談ください。